このサイトで掲載している『飛田新地』と『松島新地』の体験談は、すべて各記事にも記載していますが、はるか昔のものです。
当時、登楼した「姫」たちは、今は若くても60歳前後になっているでしょう。
この俺は今でも「出会い系サイト」で20代の女性と会っていることの不思議さ。。。
今は散歩コースとして通るだけで、最近はもっぱら「出会い系サイト」一択です。
阿倍野再開発で、超高層ビル『あべのハルカス』に代表される商業施設が賑わいをみせる、はるか昔、数十年前の経験です。
あべのベルタに向かう商店街には古いお店も多く、古本屋も何件かあった記憶があります。また寺田町方面に行く商店街にもありました。
近鉄百貨店向かい、あべの筋沿いの三和銀行南側『あべの銀座』(旭町商店街)から緩やかな坂を下って、「新開筋商店街」を通り『飛田新地』に向かいます。
『あべの銀座』入口右側には大正時代に建てられた「旭町」の石碑が残っていました。(今も少し西側に移設してアポロビル・ルシアス前に現存しています)
「新開筋商店街」は当時の面影を色濃く残していますが、まわりの景色はタワーマンションが出来たりしてすっかり変わってしまいました。
黒岩重吾の『飛田ホテル』や『西成山王ホテル』に代表される「西成モノ」とよばれる小説に影響を受け、この界隈に惹かれるようになりました。
『飛田新地』は、JR「新今宮駅」(当時は国鉄)か御堂筋線「動物園前駅」を降りて、飛田本通商店街 (動物園前一番街•二番街) を通り、飛田新地大門通りからのコースもよく使いました。
この辺りの雰囲気は、訪問者が格段に増えた以外、数十年後の今もあまり変わりがありません。
ちなみに2018年にちくま文庫から出た『西成山王ホテル』のリニューアル版に寄せられた花房観音さんの解説が秀逸です。
また『松島新地』は大阪メトロ中央線の九条駅を降りてすぐ。(当時は大阪市営地下鉄中央線九条駅)
近くに今はなきSMショーで有名なストリップの名門「九条OS」がありました。
『松島新地』も今ではかなり賑わいをみせていますが、当時は『飛田新地』よりもひっそりとしていて、雨の日などはほとんど歩いている客がなく、3000円で上がったことがあります。
今も昔も『飛田新地』よりも料金設定は安く、素人っぽいコがいました。